世界遺産という番組でメロエの王国の古代遺跡群が放送されるということです。
黄金の王国といわれる、メロエの古代遺跡群ですがそれを知るのには、もう一つの世界遺産であるゲベルバルカルという砂岩の山も忘れてはいけませんね。
ジュベルバルカルという呼び方もされるようですね。
世界遺産の登録にはゲベルバルカルとナパタの遺跡群という名前で登録されているようですね。
ではではゲベルバルカルについてまとめていきたいと思います。
スーダンのメロエ王国って?
最初にスーダンのメロエ王国について少しまとめていきたいと思います。
もともとメロエ王国はクシュ王国として、現在のナパタ周辺にあったということです。
しかしクシュ王国は侵攻を受けてしまし、現在の場所メロエに都を移し、名前をメロエ王国というようになったようです。
このメロエ王国は製鉄技術が発達してしていき、アフリカ全土まで広がっていったということです。
そして、アフリカ黒人の歴史上最初の製鉄製造の中心地となった場所になります。
メロエには多くのピラミッドが建造されています。
というのもクシュ王国同様にエジプトに憧れがあり、その影響を強く受けている体と言われています。
このメロエ王国は350年ごろに、滅亡されており、現在はメロエ遺跡として残っているようです。
ゲベルバルカルとナパタの遺跡群
では本題のゲベルバルカルとナパタの遺跡郡についてまとめていきたいと思います。
このゲベルバルカルは2003年に世界遺産に登録されています。
ちなみにメロエの古代遺跡は2011年に世界遺産として登録されています。
このゲベルバルカルというのは、スーダンの北部にある首都ハルツームから北に約400キロメートルの場所にある砂岩の山のことになります。
そしてこの周辺には多くの遺跡群があり、そのことから「ゲベルバルカルとナパタ地域の遺跡群」という名前で世界遺産に登録されています。
こちらがゲベルバルカルになりますね。
この世界遺産に登録されている対象をまとめていきます。
ナパタ地方の遺跡群とは
王族の墓を含む34基の墓である、「エル=クッル」と呼ばれる遺跡。
ヌビアのピラミッドと言われる、82基の墓がある「ヌリ」。
メロエ市内にある遺跡で宝物と呼ばれるなぜ建築されたかが解明されていない巨大建築物もある「サナム」。
メロエ文化の末期以降の墓所遺跡である「ズマ」。
これらが世界遺産として登録されているようです。
ちなみにエル=クッルとヌリについてはレイスナーという人に発掘されているようです。
ずまについては発掘がまだ不十分であるため、今後わかることも出てくるということです。
世界には不思議なものがたくさんありますね。
日本にはたくさん世界遺産があり、そのどれもが不思議な魅力があります。
しかしそれだけではなく世界にももっと多くの魅力があるのだなと実感しますね。