シェールが71歳か…。早いものですね。
シェールは音楽や、映画好きの人なら必ず知っているアメリカのシンガーで女優。
数多くのヒット曲にも恵まれていますが、個人的には、女優としての姿の方が強い印象として記憶に残っています。
初めてシェールを注目にしたのは、「月の輝く夜に」という映画でアカデミー賞主演女優賞を受賞した際に話題となった時です。
映画作品のストーリーはありがちといえばありがちでしたが、シェール演じる主人公は、白髪交じりの髪の初老を感じさせる役で、シェール自身も41歳でしたが、素晴らしく美しいとの評判でした。
まだお子様だった私には、映画を見てもその美しさがどれくらいな感じの物なのか想像がつきませんでしたが、当時のシェールが体は自分の物と公言して、納得いくまで全身整形を繰り返した結果だというその美貌を、とても不思議に見ていたものです。
細く研ぎ澄まされたような鼻梁には鼻翼のふくらみはほとんどなくぺったんこでした。
なんでもそのふくらみ部分が醜いということでそいでしまったようです。
そして独特の美しい目の形と、漆黒のカーリーヘア。
西洋人の美人とは、マリリンモンローのような女性と思っていた私には、強いインパクトのある容姿でした。
確かに美しいのですが、魔力のような美しさで、これが絶世の美女に見えるのか…。
「月の輝く夜に」(“87)鑑賞
アカデミー脚本賞受賞作。ニコラスケイジ(弟)が兄の婚約者を寝取る話だが終わってみればイタリア系アメリカ人家族の温かさが伝わっくる人情喜劇であったし、最後に「I’m confuse」という台詞がポロっと放たれる。また、冒頭10分で一気に引き込まれた。 pic.twitter.com/S0NUZDrNwB— たっつー (@tsutaya4) 2017年9月18日
ちなみにこちらが2010年ごろのシェールです。
出典:wikipedia
その後金髪女性以外のセクシー美人として好まれる容姿の典型が、シェールであるということをなんとなく知るようになります。
例えば、フランス映画で非常に人気のあるアルジェリア人との混血の女優さんが、まさにシェールによく似た容貌でした。
シェールも混血だろうとは思っていましたが、今回の記事で無国籍になるくらいの混血な人であったことを知りました。
しばらく見かけなかったシェールが、アカデミー賞映画の「シカゴ」で、セリフのほとんどないキャリアウーマン風新聞記者の役で少しだけ出てましたが、あえてグレィッシュな白髪にしていたその姿は、美しかったです。
美容整形で失敗している有名人が多い中、いつまでも若く美しく、それがおかしくないシェールの凄さに感心しました。
きっと最新の整形手術を受け続けているのですね。
現在でも黒髪のカーリー姿のようですが、「シカゴ」の時のインテリでキリッとしたグレッシュな白髪姿の方が格好良いように思えます。